マンションのリフォームを考えているんだけど
「マンションのリフォームにいくら費用がかかるんだろう...」
「工事期間はどのくらいかかるのだろう...」「どうやって進めていくの...」
「リフォームの知識がないけど注意点はどんなことがあるのだろう...」
とお悩みではないですか？
この記事で紹介する「場所別費用と工事期間」「工事までの手順」
「これだけは、知っておきたい！3つの注意点」を知ることで、
安心してマンションリフォームを行う事が出来る様になります。
この記事は広島県福山市の株式会社要工務店が作成しています。
家づくりの疑問などを分かりやすく解説していきます。
ご家族の理想をかなえる『幸せ家づくり』をモットーに
ご家族が末永く笑顔で暮らせる家づくりに取り組んでいます。
この記事の内容は
- マンションリフォーム場所別費用と工事期間の目安
- リフォーム工事までの手順
- これだけは、知っておきたい！3つの注意点
をお伝えして行きます。
この記事を読み終えると、
マンションのリフォームを安心して行うこができます。
この記事の目次
マンションリフォーム場所別費用と工事期間の目安
マンションリフォームは、状況や工事の内容によって費用が大きく変わります。
工事の費用と工事期間は、だいたい目安になります。
場所別の費用と工事期間の目安は、下記のとおり。
| 場所 | 費用の目安 | 工事期間の目安 |
| キッチン | 50〜150万円 | ３日〜２週間 |
| お風呂（ユニットバス） | 50〜150万円 | ４〜10日 |
| トイレ | 10〜50万円 | 半日〜6日 |
| リビング・ダイニング | 10〜30万円 | 2〜7日 |
| 和室 | 10〜20万円 | 1〜3日 |
| リノベーション（全体） | 10万円〜15万円/㎡ | 3週間〜 |
詳しく説明していきます。
キッチン
キッチンの工事費用の目安は、50〜150万円になります。
工事期間は、目安としては、３日〜２週間くらいです。
キッチン交換のみの場合では、３〜6日
対面式やL型キッチンの場合は１〜２週間程度かかります。
キッチンの金額差が出やすいものとしては
- 本体のグレード
- 配管工事（移動する場合）
- 電気工事（食洗機・IHを新しく取り付ける場合）
- 木工事（壁の作成や対面キッチンなどの造作）
- 内装工事（クロス）
により変わってきます。
お風呂
お風呂の工事費用の目安は、50〜150万円になります。
工事期間の目安は、4〜7日くらいです。
ユニットバスからユニットバスへの交換では、４〜7日
在来浴室（タイルのお風呂）からユニットバスでは、１週間〜10日
お風呂の金額差が出やすいものとしては
- お風呂のグレード
- 浴室換気乾燥暖房機・TVなどの機能を付けること
また、追い焚き機能が付けたい場合には、給湯器が対応しているのかを確かめる必要があります。
配管工事が必要な場合もあります。
トイレ
トイレの工事費用の目安は、10〜50万円になります。
工事期間の目安は、半日〜５日くらいです。
交換のみで、半日
洋式トイレの交換と内装工事では、2〜4日
和式トイレから洋式トイレの交換と内装工事では、4〜6日
トイレの金額差が出やすいものとしては
- トイレ本体のグレード
- 配管工事（移動する場合）
- 解体工事（和式トイレ）
- 電気工事（電源がない場合）
- 内装工事（クロス貼替え）
- 木工事（床、壁の造作）
により変わってきます。
リビング・ダイニング
リビング・ダイニングの工事費用の目安は、10〜30万円
工事期間の目安は、2〜7日
リビング・ダイニングの金額差が出やすいものとしては
- 床の張り替え
- 間仕切り変更
により変わってきます。
和室
和室の工事費用の目安は、10〜20万円
工事期間の目安は、1日〜3日
和室の金額差が出やすいものとしては
- 畳の大きさ種類やグレード
- 襖の張替えや交換
- 間仕切の変更
により変わってきます。
リノベーション（全体）
リノベーションの工事費用の目安は、10万円〜15万円/㎡
工事期間の目安は、3週間〜
リノベーションの金額差が出やすいものとしては
- 部屋の大きさ
- 住みながらのリノベーション
- 内装材のグレード
- 器具・機器のグレード
により変わってきます。
大体の目安の金額は、分かったんだけど、もっと具体的にいくらかかるの？
と思われる方は、お近くのリフォーム会社に相談してみましょう。
また、工事期間は、リフォーム会社により変わってきます。
リフォームの予算の決め方は、こちらをご覧ください。
リフォーム工事までの手順
順番は、簡単です。
次のような手順で進んでいきます。
手順①：自分たちの希望をまとめる
手順②：リフォーム会社に相談・見積もり
手順③：契約・工事
の流れになります。
詳しく説明していきます。
手順①：自分たちの希望をまとめる
まずは、リフォームしたい事を具体的にまとめまておきましょう。
細かく具体的にまとめることによって、迷う事がなくなるため
例えば、トイレのリフォームを考えている場合
ウォシュレット付きのトイレの交換とクロスの張替などと
できるだけ具体的にまとめておきましょう。
また、相見積もりをする場合にも、具体的にまとめることによって
同じ条件を伝え、比較することができます。
同じ条件でなければ、比較になりません。
そのため、まずは、リフォームしたい事を具体的にまとめまておきましょう。
補足
希望をうまくまとめて伝えれるかどうかわからないと思われる方は、
自分たちのこんな感じにしたいなどの
イメージを雑誌の切り抜きや写真などを使って説明するのも有効な手段です。
手順②：リフォーム会社に相談・見積もり
自分たちの希望をまとめたら、リフォーム会社に相談してみましょう。
リフォーム会社に、自分たちの希望を伝えることで、
概算費用や工事期間などより詳しく具体的にまとめていく事ができます。
また、プロならではの意見や注意点も聞けると思います。
例えば、お風呂のリフォームを考えている場合
一緒に洗面室も工事をした場合いくらかかるの？など聞くこともできますし
このようにしたら、工事費が安くできるようになるといった、
提案などもしてくれるかも知れません。
そのため、自分たちの希望がまとまったら、見積もりを出してもらうようになります。
補足
相見積をしようとする場合には、「同じ条件」での見積もりが重要になります。
条件が違うと見積もり内容も違ってきますので、注意が必要です。
手順③：契約・工事
契約をして工事をするようにしましょう。
金額が少ない工事の場合、契約をせず工事をする事がありますが、
トラブル防止のためにも契約をしましょう。
例えば、口頭での工事内容の説明を聞いただけだと、
誤解や勘違いなどもありますし、トラブルになりがちです。
そのため、契約をして工事をするようにしましょう。
これだけは、知っておきたい！3つの注意点
マンションリフォームでは、工事を始める前に知っておきたいポイントがあります。
次の3つの注意点になります。
注意点①：マンション特有の事情
注意点②：住みながらリフォーム工事できる？
注意点③：工事中の注意点は？
詳しく説明していきます。
注意点①：マンション特有の事情
マンションでは、工事を行う場合、「管理会社への報告が必要となります。」
マンションでは、多くの人が住んでいるため、引っ越しや工事、清掃、修繕など
いつ、どんなことが行われているか管理会社が把握しておく必要があるため
どのような工事で工事期間はどのくらいなのか、朝何時から作業を始めて、
夕方何時まで作業するのかなどを報告していきます。
また、エレベーターの使用時間や養生（傷がつかないようにするため保護するもの）
工事の予告の方法などを、管理会社と協議して決めていきます。
例えば、管理会社との協議で、エレベーターを使用してもいい時間帯やダメな時間、
また、工事予告は何日前に行い、どのような方法で予告するのかなどを決めていきます。
エントランスの掲示板などで張り出し、予告することが多いでしょう。
これらの協議、報告は、リフォーム会社が代理で行うことが多いのですが、
「必ず」対応してくれるのかリフォーム会社に確認しておきましょう。
注意点②：住みながらリフォーム工事できる？
住みながらの工事することは可能です。
しかし、工事の期間が長い場合には、仮住まいも検討されるといいと思います。
なぜなら、工事中は、普段の生活をすることが難しいためです。
短期間の工事では、我慢して生活ができるかもしれませんが、
窮屈な生活が長期に続くとなるとしんどいと思います。
例えば、キッチンとお風を同時に工事する場合などは、工事中の何日間は、お風呂が使えませんし、
キッチンも使えません。
また、お風呂の工事の場合は洗面室も使えなくなることがほとんどですし
作業スペースも必要になります。
長期間の工事で、住みながら工事をしたい場合には、
全体的な工事の期間は長くなりますが、お風呂とキッチンの工事を別々で工事してもらうなどの工夫も
必要になりますので、リフォーム会社とよく相談して決めていきましょう。
注意点③：工事中の注意点は？
工事中での大きな計画の変更が無いようにしましょう。
なぜなら、大きな計画の変更をすると工事の期間の延長になったり、場合によっては、
工事の一時的な中止や延期、追加費用などの金銭的なトラブルになることがあります。
そうならないためにも、
工事前に工事内容を確定させてから工事を始めるようにしましょう。
例えば、良くない例では、こんな事があります。
本当は対面キッチンにしたかったんですが、金額的に厳しかったこともあり、
違う形のキッチンを選んではいたのですが、「本当にこれでいいのか？」と、
内心、決めかねていたんですが…
もやもやした中、工事が始まってしまい、やはり後悔したく無いという思いが強く
やっぱり対面キッチンにしたい！変更できますか？と
変更をお願いすることになってしまいました。
このように、大きな変更をしてしまうと、工事の期間も伸びますし、
初めから対面キッチンにする予定にしていた場合よりも工事金額も上がってしまいます。
しかし、すんなりと決めていける人ばかりじゃないのでは？と
思われるかも知れませんが、焦らず本当にこれでいいのかと「納得してから」
工事を始めることで、大きな失敗はなくなると思います。
そのため、工事中での大きな計画の変更が無いようにしましょう。
