【新築住宅】自分たちに合うはじめての住宅ローンの選び方

住宅ローンってどんなものがあって、どんなものを選べばいいの?

とお悩みではないですか?

実は、順番に決めていけば良いだけなんです。

そうすることで、自分たちに合う住宅ローンを選ぶことができます。

この記事では、自分たちに合う住宅ローンの選び方のポイントについて順番に解説していきます。

自分たちに合うはじめての住宅ローンの選び方

住宅ローンの選び方は、自分たちのライフスタイルに合わせて決めていきましょう。

住宅ローンには、様々な商品があり、同じ金融機関でも、金利などが違うタイプの商品があります。また、返済方法が選べたり、金融機関により事務手数料などの諸経費も違ってきますから、どれも同じではないんです。

住宅ローンを選ぶ手順は、次の順番で選んでいきます。

  1. 金利タイプの検討
  2. 返済方法の検討
  3. 借入先の検討

1→2→3の順番で自分たちのライフスタイルに合わせて決めていきましょう。

金利タイプの検討

どういった金利のタイプが自分たちに合っているかが選ぶポイント!

金利の低さだけで選ぶと失敗することがあります。

例えば、毎月同じ金額を払う方が良いと思われている方が、変動金利で住宅ローンを組むと返済金額が一定ではないため、落ち着かない気持ちになります。

少しでも金利が低い方が良いと思われている方もおられます。確かに金利は、低い方が良い。しかし、住宅ローンは、長期間で返済をするため、将来の事も考え無理のない返済で自分に合った金利タイプのほうがいいです。

なので、どういった金利のタイプが自分たちに合っているかが選ぶポイント!

金利タイプには、「全期間固定金利型」「固定期間選択型」「変動金利型」の3種類があります。

金利の高い順番は、「全期間固定金利型」>「固定期間選択型」>「変動金利型」です。

どんな特徴があるのか見ていきましょう。

全期間固定金利型

完済まで金利が変わらないので、返済額が最後まで一定、変動金利に比べて、金利は高めですが、家賃感覚で返済していきたい方には安心な金利タイプです。

固定期間選択型

5年10年など、固定期間中は、金利が変わらない、固定期間が終了すると、その時点の金利に見直され、その際に変動金利型や固定金利型を選択できます。

また、固定期間の短いものほど低金利の傾向にあります。

変動金利型

一般的には、半年ごとに金利、5年ごとに返済額が見直されます。

固定金利に比べて金利が低いのですが、金利が上昇すれば返済額も増えてしまうので注意が必要です。

返済方法の検討

返済方法の検討

次に返済方法を決めていきます。

住宅ローンの返済方法では、「元利均等返済」と「元金均等返済」があります。

一文字しか違わないし、言葉も似ている、難しそうですね。特徴を見ていきましょう。

元利均等返済

「元利均等返済」は、毎回の返済額が同じになるように、元金と利息の割合を調整している返済方法です。返済額を抑えながら一定額を返済していきたい方向けです。

元金均等返済

「元金均等返済」は、元金を毎回均等にする返済方法で、初めの頃は、残りの元金が多いので、かかる利息が多くなり返済額が高めです。

早めにローン残高を減らして、将来ラクにしていきたい方向けです。

元利均等返済元金均等返済
借入可能額多い少ない
当初の返済額少ない多い
支払う利子多い少ない
元金の減り方当初は減少が少ない一定
繰り上げ返済の効果早期に行うほど利息軽減、
期間短縮の効果が高い
時期に関わらず
短縮期間は一定

借入先の検討

住宅ローンを扱っている会社としては、「公的なローン」「フラット35」「民間ローン」の3種類があります。

借入れ先によって、様々な特徴がありますので、比較検討をすることがオススメです。

公的なローン

住宅金融支援機構、財形住宅融資、自治体融資などがあり代表的な公的ローンの財形住宅融資では、財形貯蓄をしていて、一定の条件を満たしていれば、住宅取得のための融資が受けれます。

財形住宅融資では、勤務先が窓口になりますので、社内の担当部署に確認しておきましょう。

フラット35

フラット35は、銀行などで扱っていますが、公的な独立行政法人、住宅金融機関(旧住宅金融公庫)が民間の金融機関をサポートして各金融機関から提供されているものです。

注意したいのが、窓口になる金融機関によって、金利や、事務手数料が違うこと。

また、銀行の住宅ローンでは、加入が必須の「団体信用生命保険」がフラット35では、

加入が任意なので注意が必要です。

詳しくは、住宅金融支援機構の「フラット35」をご覧ください。

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民間ローン

民間ローンでは、銀行、信用金庫、住宅ローン専門会社、農協(JA)、公務員共済、ネット銀行、勤務先の融資制度などいろいろなものがあります。

また、ネット銀行では、住宅会社や不動産会社の斡旋が受けられない場合がほとんどなので、手続きを自分たちでしなければなりませんので注意が必要です。

まとめ

住宅ローンを選ぶ手順は

  1. 金利タイプの検討
  2. 返済方法の検討
  3. 借入先の検討

1→2→3の順番で自分たちのライフスタイルに合わせて決めていきましょう。

金利タイプには、「全期間固定金利型」「固定期間選択型」「変動金利型」の3種類があります。

住宅ローンの返済方法では、「元利均等返済」と「元金均等返済」があります。

住宅ローンを扱っている会社としては、「公的なローン」「フラット35」「民間ローン」の3種類があります。

初めての住宅ローンの選び方は、金利や返済方法、借入先により異なります。

自分のライフスタイルに合った、無理なく返済していける住宅ローンを選ぶことが大事です。

多くの銀行で、定期的に、「住宅ローン相談会」を開いていますので、活用してみるのもいいでしょう。

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