今住んでる家もだいぶ古くなってきたんだけど、
「リフォームと建て替えどっちがいいんだろう…」
「何を基準に選べばいいんだろう…」
「注意点はなんだろう…」
とお悩みの方が多いのでは、ないでしょうか。
実は、この記事で紹介する
「戸建てのリフォームと建て替えどっちがいい?」を
知ることで、迷うことなく「リフォームか建て替えか」の
どちらにすればいいのかを決めることができる様になります。
住宅のリフォームと建て替えどっちがいいのは、
ちょっとしたポイントを押さえることで、決めることができるんです。
この記事では、
- 戸建てのリフォームと建て替えどっちがいい?
- 判断基準のポイント
- 注意点
を解説していきます。
この記事は広島県福山市の株式会社要工務店が作成しています。
家づくりの疑問や悩みなどを分かりやすく解説していきます。
ご家族の理想をかなえる『幸せ家づくり』をモットーに
ご家族が末永く笑顔で暮らせる家づくりに取り組んでいます。
詳しくは、こちらをご覧ください。
この記事を読み終えると、
戸建てのリフォームと建て替えどっちが向いているのかわかるようになります。
この記事の目次
戸建てのリフォームと建て替えどっちがいい?
リフォームと建て替えのどちらがいいのかお悩みの方は
「古くなった」「手狭になった」など様々な理由でお悩みのことだと思います。
戸建てのリフォームと建て替えのどちらがいいのかは、
各家庭の状況や建物の状態など様々な要素によっても変わってきますが、
リフォームに向いていること、建て替えに向いていることを
まとめてみました。
リフォームに向いているのは?
✔︎こんな建物
- 長年住んでいて愛着がある建物
- 大きさ広さ共に不満はない建物
- 少し住みにくい部分などはあるのものの、まだまだしっかりしている建物
など、現状の暮らしに不満が少ない建物の場合
不満がある部分を改善するリフォームすれば問題は解決できるため
リフォームに向いています。
✔︎こんな人に向いている
- あと20〜30年くらいは住む予定
- 予算に合わせた工事がしたい
- 住みながら工事したい
などの方は、リフォームが向いています。
建て替えに向いているのは?
✔︎こんな建物
- 家が手狭で、部屋数が足りない建物
- 全体的に間取りが使いづらい建物
- 建物の傷みが激しい建物
など、建物全体に不満か問題がある建物は、一から作ることができる
建て替えに向いています。
✔︎こんな人に向いている
- 自由に間取りを一から決めたい
- 耐震性など住宅の性能に不安がある
- 築年数が古いので不安
など、建物全体に不満・不安がある方は、建て替えが向いています。
判断基準のポイント
ポイントは、リフォームか建て替えをするのか
どちらがいいのかの判断基準を説明していきます。
例えば、古くなった、傷みが激しく修理箇所が多い、
古いので耐震、断熱性能の不安など
また、家族が増えたので、手狭になったということもあるでしょう。
このように感じた時に、
リフォームするのがいいのか、建て替えるのがいいのか
何も判断基準がないと、どちらがいいのか判断するのは、とても難しいと思います。
そのため、リフォームか建て替えをするのかの判断基準を
次の3つのポイントにまとめました。
ポイント1:メリット・デメリットで考える
ポイント2:費用の比較で考える
ポイント3:築年数で考える
詳しく説明していきます。
ポイント1:メリット・デメリットで考える
リフォームのメリット・デメリット
✔︎メリット
- 住み慣れた家なので、想像しやすい
- コストを抑えれる
- 建て替えに比べ工事期間が短い
✔︎デメリット
- 間取り変更ができないことがある
- 場合によっては費用が高額になることがある
- 地盤改良ができない
一番のメリットは、リフォームすることを想像しやすい事かもしれません
なぜなら、住み慣れた家なので、
使い勝手の悪い部分や傷んでいる部分もよくわかりますし
その部分を選んでリフォームすることもできます。
また、建て替えに比べてコストも抑えられますし、工事期間も短くて済みます。
しかし、どうしても動かせない柱や梁があることもありますので、
間取りを変えたくても変えれないなど、思い通りに行かないこともあります。
そのため、リフォームのメリット・デメリットをよく考えた上で、
「メリット」の方が勝っていたらリフォームとなります。
「デメリット」が勝っていると建て替えになります。
建て替えのメリット・デメリット
✔︎メリット
- すべて新しくできる
- 間取りなど自由に決められるなど自由度が高い
- 建物の配置の変更や地盤補強ができる
✔︎デメリット
- 解体費などがかかる
- 法律上、建て替えができない場合がある
- 工事期間が長い・仮住まいが必要
建て替えの一番のメリットは、地盤補強ができることかもしれません。
なぜなら、リフォームでは、できない地盤補強ができることで、
安心して暮らせるようになります。
場所によっては、地盤が良くて補強が必要ないかもしれませんが…
また、すべて新たに自由に決めていくことができます。
しかし、解体費が必要になったり、工事期間が長く、仮住まいも必要になってきます。
そのため、建て替えのメリット・デメリットをよく考えた上で、
「メリット」の方が勝っていたら建て替えとなります。
「デメリット」が勝っているとリフォームになります。
ポイント2:建物で考える
家の現状を知るために既存住宅状況調査(インスペクション)をしましょう。
なぜなら、悩まれている多くの方は、
今の家の現状がどの様な状態であるのかわからないため
リフォームか建て替えか悩まれていることが多いからなんです。
そのため、既存住宅状況調査(インスペクション)することで、
今の建物の状況がどの様なものかわかるため、
どちらにするかの判断基準の一つにもなります。
例えば、自己判断では、わからない建物のことがわかったり
建物に不安がある場合、調査をしなければわからないこともあります。
しかし、調査の費用がかかるのでは?と
思われるかもしれませんが、確かに費用は、かかりますが、
必要な費用と割り切って調査しましょう。
既存住宅現状調査(インスペクション)のことは、こちらをご覧ください。
ポイント3:築年数で考える
築年数は、リフォームか建て替えかの基準の一つの目安となります。
なぜなら、建物の築年数が約40年以上、正確には、1981年(昭和56年)以前の建物は、
建築基準法の改正前の旧耐震基準のため、耐震基準を満たしてない建物になります。
では、築40年以上は、建て替え?と思われるかもしれませんが、
リフォームでも耐震補強することができ、現在の耐震基準にすることができます。
また、耐震基準を満たしてないため耐震工事が必要になるリフォームを行うの場合
各自治体で異なりますが、耐震診断・耐震補強の補助制度がありますので、
住宅会社に相談するか対象となる住宅が所在する自治体までお問合せください。
耐震診断のことは、こちらをご覧ください。
注意点
今住んでいる家が建て替えができるかどうか
まずは、工務店などで調べてもらう様にしましょう。
なぜなら、法律上、今ある家を建て替えができない事があるためです。
例えば、住んでいる家が道路に接していない場合などは、建て替える事ができません。
そのため、今住んでいる家が建て替えができるかどうか
まずは、工務店などで調べてもらう様にしましょう。
建築基準法上の道路とは、原則として公道などの幅員4m以上のもの
まとめ
住宅のリフォームと建て替えどちらがいいのかは、
今の建物の状況や状態、家族構成、予算、今後のライフプランなど
総合的に考える必要があります。
特に、築年数が古い建物は、リフォームにするか建て替えにするか
非常に悩むところなので
じっくり調べてから判断していきたいところになります。
建物の状態については自己判断は難しいと思いますので
リフォームも建て替えもできる工務店に調査をしてもらうのがおすすめです。
リフォームするのか建て替えするのか、
自分の家は、どっちがいいんだろう?とお悩みの方に相談を行っております。
お気軽にお問い合わせ下さい。