「家のリフォーム時期の目安っていつ頃なんだろう…」「長く快適に使うにはどうすればいいの…」「特に注意しておきたい場所はどこなんだろう…」とお悩みではないですか?
この記事で紹介する「知っておきたい!リフォーム時期の目安【長く快適に使う為のコツ】」を知ることで
家をこれから建てる方、もうすでに家を建てている方も知っておきたい
リフォーム時期の目安や長く快適に使う為のコツを実践することができます。
この記事は広島県福山市の株式会社要工務店が作成しています。
家づくりの疑問などを分かりやすく解説していきます。
ご家族の理想をかなえる『幸せ家づくり』をモットーに
ご家族が末永く笑顔で暮らせる家づくりに取り組んでいます。
この記事では
- 知っておきたい!リフォーム時期の目安
- 長く快適に使うためのコツ
- 特に注意しておきたい場所3選
を解説していきます。
この記事を読み終えると「リフォーム時期の目安」や「長く快適に使う為のコツ」が
わかり安心して暮らす事ができます。
この記事の目次
知っておきたい!リフォーム時期の目安
リフォームする「時期」はいつするのが最適なんでしょう?
状況により様々ですが、どこかが壊れた時や使えなくなった時にリフォームや修理・修繕をされるのが、多いのではないでしょうか。
しかし、壊れて使えなくなってからでは、急いでリフォームしなければなりませんし、リフォームが終わるまでの期間は使えないので大変不便です。
そのため、壊れたり、使えなくなる前にリフォームする時期の目安の一つとして
「耐用年数」「タイミング」「季節」があります。
詳しく説明していきます。
目安①:耐用年数
耐用年数を知ることで、おおよそのリフォーム時期の目安が分かります。
リフォームが多い項目をまとめてみました。
場所・項目別 | 耐用年数(目安) |
給湯器(ガス) | 7〜10年 |
エコキュート | 10〜15年 |
キッチン | 10〜20年 |
お風呂(ユニットバス) | 15〜20年 |
洗面台 | 10〜15年 |
トイレ | 10〜15年 |
床 | 15〜20年 |
ドア・引き戸(室内) | 15〜20年 |
玄関ドア | 20〜30年 |
このように耐用年数が10〜15年前後の物が多いと思います。
しかし、使い方や種類により長く使えることもありますが、一つの目安として参考にして下さい。
また、「注意点」としては、各製品の部品やパーツなどは、メーカーなどにより違いますが
保有期間が約10年前後までしかないことがほとんどです。
そのため、部品がないために「修理ができない」なんて事も
起こる事がありますので注意が必要です。
目安②:タイミング
リフォームするタイミングは、時間的に余裕がある時が「最適」です。
なぜなら、時間の余裕がなければ、急いで決めていかなければならない事や
自分のタイミングでリフォームできないことがあるため
例えば、一つしか無いトイレがそろそろ古くなったので、交換しなければと
思いつつ先延ばしにしていたところに、交換しなければ「使えない」なんて事になると
毎日使う場所ですし、とにかく急いで交換しなければなりません。
そうなると、気に入ったトイレで選ぶのではなく、とにかく早く交換できる物に
なってしまい選択肢がありませんし、冷静に考えることができません。
この様にならないためにも、リフォームするタイミングは、
時間的に余裕がある時が「最適」です。
目安③:季節
家の外部のリフォームを行う場合は、
天候や季節も考慮してリフォーム工事を行いましょう。
なぜなら、地域によって違いはありますが、雨や雪が多い時期には、工事に時間もかかりますし、場合によっては、工事するのが難しい事があるため
例えば、外壁のリフォームで塗装をする場合に、雨や雪が多い時期には、
塗装がうまく乾かなかったり、乾くのに時間がかかることがあります。
場合によっては、費用が余計にかかる事もあるかも知れません。
しかし、壊れたりして、どうしても急いで工事をしなければならない時は、
時期に関係なく工事しなければならないのでは?と
思われる方もおられると思います。
確かに仕方がない場合もありますが、
定期的なメンテナンスをすることで、防げる事も多くありますし、
余裕をもって、リフォームの予定も立てやすいと思います。
そのため、外部のリフォームを行う場合は、天候や季節も考慮してリフォーム工事を行う様にしましょう。
長く快適に使うためのコツ
長く快適に使うためには、次の3点に気を付けましょう。
- コツ①:自己判断しない
- コツ②:定期的なメンテナンス
- コツ③:かかりつけの住宅会社
コツ①:自己判断しない
何かおかしいと思ったら、自己判断せず早めに住宅会社に見てもらいましょう。
なぜなら、この程度なら「大丈夫だろう」などと自己診断することで、
早めに直しておけば被害が少なく済んでいたことも、そのまま放っておいた場合には
症状が悪くなる事が多いから
例えば、洗面台下の床が濡れていたが、大した事ないので「大丈夫だろう」とそのままにしていたら…
数か月後、床にカビが出てきて、急いで住宅会社に見てもらったら、床が腐っていた。
となる事もあります。
しかし、このくらいは、大丈夫だろう
どこもおかしくなかったら、見てもらうのが申し訳ないので…
と思われる方もおられると思いますが、気にしなくても大丈夫です。
どこも悪くないのが、一番良いことです。
そのため、何かおかしいと思ったなら
自己判断せず早めに住宅会社に見てもらいましょう。
コツ②:定期的なメンテナンス
定期的なメンテナンスをすることで、長く快適に住む事ができます。
なぜなら、早い段階で異変に気づき修繕していくことで、大事には至らないケースが多く
被害を最小限に抑える事ができるからです。
異変に気づくのが遅いほど、被害が大きくなる事が多くありますし、
修繕する費用も被害が大きいほど高くなっていきます。
例えば、外壁や屋根などは雨や風に晒され、直接日光にあたるため、劣化が激しい箇所なのですが、
見た目には何も変わらないので大丈夫だろうとそのままにしておくことにより徐々に壁内部に湿気が入り込み
柱を腐らせたり、壁内の断熱材が濡れたりして著しく機能を低下させていくことになります。
しかし、特におかしな所が何もなければ、何もしなくて良いのでは?と
思われるかも知れませんが、全てのものが永久に使えるわけではありません。
長く快適に住むためには、おかしい所が何もないから、放っておけば良いのではなく
定期的にチェックした上で何もない方が安心して過ごす事ができます。
そのため、定期的なメンテナンスをすることで、長く快適に住む事ができます。
コツ③:かかりつけの住宅会社
気になることを気軽に聞けるような住宅会社を見つけることです。
なぜなら、分からないことや気になることがあった場合にすぐ聞く事もできますし、
もしもの時の修理やメンテナンスをして欲しい場合などに気軽に頼む事ができるから
例えば、自動車では定期的に車検がありますが、家は自分で管理しなければなりません。
定期的にチェックする機会がないため、何かの不具合があった時に発見が遅くなりますし
被害が大きくなる事もあります。
そのため、いつでも気軽に相談できるかかりつけの住宅会社があると、
定期的にチェックしてもらったり、気になる所を見てアドバイスをもらったりと
何かと便利だと思います。
そのため、気になることを気軽に聞けるような住宅会社を見つけることです。
特に注意しておきたい場所3選
- その1:お風呂
- その2:外壁・屋根
- その3:床下
その1:お風呂
キッチン・お風呂・洗面台・トイレなどの水回りは、注意が必要ですが
中でも「特に」注意したいのが、タイルが貼ってあるお風呂です。
なぜなら、タイルとタイルの間の目地がヒビ割れたり、隙間ができたりします。
そこから水が回っていき柱や柱を支えている土台を腐らすことがあるため
(今までの経験上、築年数にもよりますが、8〜9割のタイルのお風呂の土台は、
ほぼ腐っていました。)
例えば、土台が腐っていると、交換する場合でも大変ですし、費用が高くなります、
そのため、キッチン・お風呂・洗面台・トイレなどの水回りは、注意が必要です。
中でも「特に」注意したいのが、タイルが貼ってあるお風呂です。
その2:外壁・屋根
雨や風に晒されている部分なので、気をつけてメンテナンスしたい部分になります。
しかし、自分たちでメンテナンスするのは難しい部分でもあります。
なぜなら、普段の生活をしていると特に屋根を見る機会も無いと思いますし
気にされてない方がほとんどだと思います。
そのため、雨漏りして初めて壊れていることに気付く事が多いのではないかと思います。
雨漏りしやすい部分ですし、雨風に晒されているため、傷みやすい場所でもあります。
また、自分でメンテナンスをするにも屋根など高い位置にあるため
業者に頼んで見てもらうようになります。
例えば、天井にシミを見つけ、気になったので調査してもらうと、
屋根から雨漏りしていた、なんて事もあります。
天井に大きなシミがあると雨漏りの可能性が非常に高いです。
壁内に雨が入ってくると柱を腐らせたり、室内にカビが発生させる原因となり
家の性能を著しく落とす事になります。
そのため、その様にならない為にも、定期的なメンテナンスをお勧めします。
その3:床下
定期的に床下もチェックしましょう。
なぜなら床下から直接、現在の状況を見る事ができ、シロアリの被害の有無や、
水漏れ、腐食、カビはないか、その他おかしな所はないかなどの確認ができ、
室内からではわからない家の状況を見る事ができるから。
例えば、家も人間ドックと同じなんです、定期的に異常がないか調べることで、
安心して生活できる様になり、もしも何かおかしな点や気になる点があった場合には、
より詳しく検査していき、修理していく。
そうする事で、安心して過ごす事ができます。
そのため、定期的に床下もチェックしましょう。
- どこに頼んでいいのかわからない
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