注文住宅を建てるにあたり、予算オーバーしないか不安ではないですか?
実は、予算内で注文住宅を建てるコツがあるんです。
なぜなら、ちょっとしたことで、予算内で注文住宅を建てることができるんです。
この記事では、予算内で、注文住宅を建てるコツをご紹介していきます。
記事を読み終えると、予算内で注文住宅を建てることができるようになります。
この記事の目次
予算内で注文住宅を建てるコツ
次の3つが重要になってきます。
- コストバランス
- 契約後の変更
- 住宅会社
詳しく解説していきます。
コストバランス
初めからコストバランスを意識し家全体で考えながら家づくりを始める。
はじめての家づくりは、せっかくだからと、あれもいいな、これもあった方がいいかな、となにかと金額があがりがちです。
例えば、システムキッチンのショールームに行って選ぶ場合、説明を受けてはじめて知った換気扇の自動洗浄などの機能、あったらぜったい便利!
使い勝手も良さそうだし、お掃除も楽そうなのでどうしても付けたい。
ついでに水栓も自動水栓が便利良さそうなのでとせっかくなので、、、
と追加で頼みたいと誰もが思われると思います。
後悔したくないし、こだわりたい部分だし、良いのでは?と思われている方もおられると思います、工夫次第では、こだわっても大丈夫です。
しかし、ここはゆずれない、ここは妥協できるなど、メリハリを付けることが大事です。
限られた予算の中で、まとめていかなければなりませんので、全ての物にこだわっていては、どんどん費用がかさみ予算オーバーしてしまいます。
そうならないためにも、初めからコストバランスを意識し家全体で考えながら家づくりを始めることで、予算内で、新築一戸建てを建てることができます。
契約後の変更
何か変更があるときは、工事請負契約までに変更すると決めておく。
契約後の急な変更をすると費用がかかることがあります。
そのため、工事請負契約までに本当に良いのか、もう一度よく考えましょう。
そうすることで、余計なコストアップを防ぐことができます。
契約後には、工事の準備が始まっていますので、確認申請、工事業者の手配、材料の注文などを行っていきますので急な変更による差額の費用がかかります。
間取りの変更の様な場合では、変更の具合にもよりますが、計画が変わることによる追加費用が発生し、工事の工期延長などが考えられ、デメリットの方が多いです。
簡単な変更だったら、追加費用がかからないのでは?と思われるかもしれません、そういう場合もありますが、実際は、少しの変更でもいろいろなところに影響があることが多くあり、自己判断するのは、難しいことが多いです。
なので、何か変更があるときは、工事請負契約までに変更すると決めておく。
そうすることで、余計なコストアップを防ぐことができます。
住宅会社
住宅会社に予算内でおさまるように一緒に方法を考えてもらいましょう。
理想の家のイメージがふくらんでいくと、どんどんこだわりが増えていき、「これでなくてはいけない!」と必要以上にコストをかけてしまう結果になります。
そうなると、予算オーバーになることがほとんどなんです。
自分たちでは、どの様にコストダウンすればいいか難しいと思います。
例えば、お気に入りの床材をどうしても使いたくてコストアップは避けられない場合、
住宅会社からの提案や代案で、解決することもあります。
しかし、それでも予算オーバーすることもありますが、住宅会社と一緒に一つ一つチェックしていきコストを下げる方法を検討しましょう。
そのため、住宅会社に予算内でおさまるように一緒に方法を考えてもらいましょう。
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3つの条件
予算内で注文住宅を建てるには、次の3つの条件が必要になってきます。
- 家づくりのスケジュールの把握
- プランニングの考え方
- 補助金利用する
詳しく見ていきましょう。
家づくりのスケジュールの把握
家づくりのスケジュールやお金の支払いの流れを把握しておくことが重要。
家づくりのスケジュールやお金の支払いの流れを把握しておくことで、余計な心配をせずに安心して家づくりを進めることができ、無駄な費用をかけずに済みます。
例えば、土地の購入+住宅の場合に、先に土地の購入を行います。
土地購入の流れの詳細はこちら
土地と建物で住宅ローンを利用する場合、土地の購入を先に行うため、建物が完成するまでの間、つなぎ融資を利用することになります。
このつなぎ融資は、住宅ローンより金利が高いため、なるべく短い期間にしたいので、土地の購入後すぐに家の工事が始められるようにしたいですよね。
そのため、家づくりのスケジュールやお金の支払いの流れを把握しておくことが重要です。
プランニングの考え方
限られた予算内で、自分たちに合う住み心地が良く、使い勝手がいい家を建てるには、じっくり時間をかけて、よく考えること、家を、シンプルにすること。
例えば、間取りを考える場合、あれもこれもと、どうしても家が大きくなりがちです。
そのため、予算オーバーになってから家を小さくするのではなく、初めから小さくシンプルな家にすることで、時間もコストも抑えることができます。
自分たちでこだわりの間取りを作るコツはこちら
コストを抑える方法としては
- 屋根は、シンプルで勾配が緩いものにする。
- 家の形を正方形、長方形などのシンプルな形にする
- 総二階にする
- 間仕切りや扉を減らす
- 廊下を減らして、居室を広くする
などが、あります。
限られた予算内で、自分たちに合う住み心地がよく、使い勝手がいい家を建てるには、
じっくり時間をかけて、よく考えること、家をシンプルにすることです。
補助金利用する(2021)
予算内で、注文住宅を建てる場合、ぜひ、利用したいのが、補助金や減税制度などです。
要件を満たせば、国や地方自治体の補助金や減税を利用することが出来るんです。
助成金を利用することで、負担を大きく減らすことも可能なので、条件を確認しておきましょう。
補助金の種類としては、次のようなものがあります。
- すまい給付金
- ZEH支援事業
- 地域型住宅グリーン化事業
- グリーン住宅ポイント
- 家庭用燃料電池システム導入支援事業
減税の種類は次のようなものがあります。
- 住宅ローン減税
- 相続時精算課税選択の特例
- 住宅取得等資金の贈与非課税の特例
- 登録免許税、不動産取得税の軽減
- 固定資産税の減額
などがあります。
その他にもありますので、詳しくは、住宅会社にご相談ください。
しかし、注意したいのが、新築では、原則として、補助金の併用が出来ません。
「国の助成を二重に受益できない」という基本ルールがありますので、ご注意ください。
また、条件や期間がありますので、確認しながら進めていきましょう。
注意点
コストダウンする場合には、注意しなければいけない点がいくつかあります。
絶対に削ってはいけない部分
家の骨組みになる部分の費用は、絶対に削ってはいけません。
家の骨組みになる部分の基礎や柱、梁などを削ると、家の耐震性、耐久性、などが失われ、家を安全に保つことができなくなります。
また、家を設計するうえで、骨組みのバランスなども考えて作られているため、
骨組みを削ると安全性に不安が残ります。
例えば、10年後、15年後などの早い時期に、補強工事や建て替えを行う必要になったら、その方が、無駄な出費になります。
なので、家の骨組みになる部分の費用は、絶対に削ってはいけません。
素材や設備器具の購入
まずは、住宅会社に相談しましょう。勝手に購入は、NGです。
最近では、DIYが流行っていることもあり、インターネットで簡単に設備器具などの購入をすることができるようになりました。
そのため、自分達で、設備器具などを購入されるケースが増えてきています。
しかし、住宅会社によっては、NGなところもありますので注意が必要です。
例えば、自分達が購入したものが、大きすぎて、取り付け出来ない。となった場合、
壁を動かしてもらうなどすると、余計な費用がかかってきます。
事前に入るかどうか確認すればいいのでは?と思われるかもしれませんが、設備器具の種類によっては、給排水の位置やコンセントの位置などの確認が必要となります。
そのため、このようなものを自分たちで購入しようと思っているなどと、
早めに住宅会社に相談しましょう。勝手に購入は、NGです。
まとめ
予算内で注文住宅を建てるコツは
- コストバランス
- 契約後の変更
- 住宅会社
3つの条件は、
- 家づくりのスケジュールの把握
- プランニングの考え方
- 補助金を利用する
注意点は、
- 絶対に削ってはいけない部分
- 素材や設備機器の購入
以上のことを、意識して実践することで、予算内で注文住宅を建てることができます。
まずは、自分たちで、じっくりとよく考えてみる。
それで、ある程度考えがまとまってきたら、気軽に分からないことが聞ける住宅会社を見つけて、相談していく。
そうすることで、スムーズに予算内で注文住宅を建てることができます。
要工務店では家づくりに関する「無料相談」を行なっています。
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