新築住宅を建てる場合、住宅会社と土地はどっちを先に決めたらいいの?
とお悩みではないですか?
新築住宅を建てる場合、既に土地を所有していれば、どこの住宅会社で
建てるかを選ぶだけですが、まだ、土地を所有していない方は、
どちらも検討していかなければいけません。
じつは、この記事で紹介する
「 住宅会社と土地はどっちを先に決めたらいい? 」
を知ることで、簡単に選ぶことができるんです。
この記事では、気を付けたいポイントの3つを紹介していき住宅会社と土地、
どちらを先に探すのが自分たちにあっているのかを解説していきます。
この記事を読み終えると、悩むことなく簡単に決めることができます。
この記事の目次
住宅会社と土地はどっちを先に決めたらいい?
じつは、住宅会社を先に探しておいた方がいいんです。
住宅会社を先に探しておくことで、土地探しの手伝いから、
土地の法律上の制限のチェックや注意点など確認することができます。
また、家にかかる費用がわかることで、
土地の費用や諸費用などの総費用がわかりやすく
予算が組み立てやすいんです。
例えば、3000万円の予算で、建物が2000万円、土地が1000万円と
考えられている方が多いのですが、予算オーバーする可能性が非常に高いです。
なぜなら、土地によっては、
地盤補強しなければならない、水道を引き込まなければならないなど
土地によって費用が変わるんです。
先に土地を探してから、と思われている方が多いと思いますが、
住宅会社を先に探しておいても困ることは何もありませんので
住宅会社を先に探しておいた方がいいんです。
しかし、ここでは、
- 先に土地を購入してから住宅会社を探す場合
- 住宅会社を先に探してから土地を購入する場合
の2つをくわしく解説をしていきます。
先に土地を購入してから住宅会社を探す場合
住宅会社探しより先に土地を購入しようと思われている方は、
住みたい場所や条件などが決まっている方に向いています。
- 現金で土地を購入予定の方
- 希望する場所やエリアが決まっている方
- 建物より土地に比重を置かれている方
以上の方は、先に土地を購入してから住宅会社を探しても良いでしょう。
土地は、同じ条件ものはありません。
そのため、気に入った土地が見つかっても、
悩んでいる間に売れてしまったなんてこともよくあります。
土地に比重を置かれている方へ下記で気を付けたい3つのポイントを説明していきます。
気を付けたい3つのポイント
先に土地を購入してから住宅会社を探す場合の
気を付けたい3つのポイントを紹介していきます。
①生活のイメージしやすい
②住宅ローンを利用する
③建築条件のついた土地
詳しく説明していきます。
①生活のイメージしやすい
先に土地を購入することで、周辺の環境など詳しく見ることができ、
生活のイメージがしやすく、どのような家にしたいのか?など
じっくり余裕をもって考えて決めることができます。
例えば、土地と建物を同時に考えなければならない場合には、時間もかかりますし、
いろいろなことを、短期間で決めなければいけないことが多いんです。
しかし、土地を先に購入する時に、気を付けたいのが、
土地には、それぞれ法令上の制限や制約があります。
そのため、理想の間取りがはいらないなど、
思い描いていた理想の家が建てれないことがあるんです。
そうならないためにも、土地の購入までに
必ずチェックするようにしましょう。
②住宅ローンを利用する
ほとんどの方は、住宅ローンを利用されると思いますが、
「土地だけ」の住宅ローンを利用したい場合は、ほとんどの金融機関では、
融資を受けることが難しいんです。
なぜなら、住宅ローンは、「住宅の建築ため」に利用するローンだからです。
そのため、「土地だけ」の住宅ローンは利用できません。
詳しくは、こちらをご覧ください。
例えば、新築住宅で住宅ローンを利用する場合には、
土地+建物で住宅ローンを利用して家を建てると思います。
土地を先に購入してから家を建てるのでは?と思われると思いますが
そうなんですが、仕組みが少し違います。
「土地+建物」で住宅ローンを利用して、お金を借りて
先に土地を購入して後から家を建てる流れになります。
詳しくは、こちらをご覧ください。
そのため、「土地だけ」の住宅ローンを利用したい場合は、ほとんどの金融機関では、
融資を受けることが難しいんです。
③建築条件のついた土地
好きな住宅会社で家を建てることはできませんので、注意が必要です。
建築条件付きの土地は、決められた住宅会社で家を建てなければばりません。
土地の購入から一年以内に建築するなどの時期も決まっていることもありますので、
時間をかけてゆっくり考えたい方には、向いていません。
例えば、家は部屋数は欲しいが、その他はこだわらない、
立地は、いい場所が良いと思われている方、
また、区切りがないといつまでも決められないという方には、
向いているかもしれません。
しかし、家も少しは、こだわりたいと思われる方もおられると思いますが、
住宅会社によりできること、できないことが変わってきます。
建築条件のついた土地は、住宅会社が決まっていますので、
どのような家をつくる住宅会社なのか、自分たちの理想の家が建てれるのか?
をよく確認しなければなりません。
そのため、自分たちの好きな感じの家を建てる住宅会社がある場合はでも
好きな住宅会社で家を建てることはできませんので、注意が必要です。
住宅会社を先に探してから土地を購入する場合
住宅ローンを利用する場合や気に入った土地の法令上の制限などの
チェックなどが不安な方は、住宅会社を先に探した方が良いでしょう。
- 住宅ローンを利用される方
- こだわりの家にしたい方
- 総額を把握したい方
以上のような方は、住宅会社から先に探すのがいいでしょう。
下記で気を付けたい3つのポイントを
詳しく説明していきます。
気を付けたい3つのポイント
住宅会社を先に探してから土地を購入する場合の
気を付けたい3つのポイントを紹介していきます。
①こだわりの家
②予算オーバーの防止
③土地の注意点の確認
詳しく説明していきます。
①こだわりの家
住宅会社を先に決めることにより、
ゆっくり時間をかけて、
自分たちのタイミングで好きな家を作ることができます。
時間の制約がありませんので、細かいところまで、
時間をかけてこだわることができます。
しかし、こだわりの詰まった家が作りたい場合、
総額を意識しながらバランスよく
計画して進めていかないと、家の費用がかさんでしまいます。
例えば、家の設備などは、
さまざまな種類の便利な機能が付いたものが
たくさんありますが、価格も高額なものが多いです。
そのため、予定していた予算をオーバーしやすいんです。
そうならないためにも、予算をしっかり決めておき
「土地に思ったほど費用がまわせない」とならないように注意が必要です。
②予算オーバーの防止
住宅会社を決めることにより、建物の費用や総額が、
いくらかかるかが把握できるため予算オーバーの防止になります。
総費用の中で、希望する家の費用と、
土地の費用のバランスを見ながら計画することができるため
予算オーバーの防止になるんです。
例えば、予算の範囲内で、
建物にいいものを使ってこだわりたい時などは、
その分、土地の費用を抑えるなどの工夫をすることにより
予算内にまとめることができるんです。
土地の費用を抑える工夫するといっても、
思い通りの値段と条件の土地があるの?
と思われる方もおられると思いますが、
場合によっては、難しいかもしれませんので、
住宅会社とよく相談をしながら進めていきましょう。
しかし、土地の状況をみて条件などを比較して探していきますので、
先に土地を購入するよりは、大幅な予算オーバーには、なりにくいです。
そのため、住宅会社を決めることにより、建物の費用や総額が、
いくらかかるかが把握できるため予算オーバーの防止になります。
③土地の確認
気になる土地が見つかったら、実際に住むことを想定しながら、
必ず自分たちで現地を確認しましょう。
なぜなら、資料ではわからない土地の周りの状況や交通量などの環境のこと、
土地の高低差、隣地との状況など現地でしかわからないことがあります。
例えば、実際に見に行くことで、電柱が邪魔で車が駐車しにくそうとか、
ゴミステーションが遠いなど、わかることがたくさんあります。
希望をすべて伝えている住宅会社に任せておけば大丈夫なのでは?
思われるかもしれませんが、確かに自分たちとは違う観点で見ることや、
専門的なこと、その土地の注意点などをチェックはしてくれると思います。
また、その土地にどのような費用がかかるか、総額を把握するためにも
住宅会社と相談しながら決めていきましょう。
しかし、感覚的な雰囲気などは、自分たちにしか、わかりません。
そのため、気になる土地が見つかったら、実際に住むことを想定しながら、
必ず自分たちで現地を確認しましょう。