「私たちの買える家は、いくらくらいなんだろう?」「予算の決め方がわからない」
などとお困りではないですか?
実は、この記事で紹介する「私が買える家はいくら?【購入予算の決め方】を実践すると簡単に購入予算を決めることができるんです。
この記事では、新築住宅や中古住宅を購入する場合の、買える家はいくらなのか?と予算の決め方のポイントを3つ紹介していきます。
記事を読み終えると、購入予算を決めることができます。
そんな方の、基準作りを解説していきます。
私たちの買える家はいくら?
買える家は、借入額によって変わっていきます。
詳しく説明していきます。
家にかかる費用は、頭金+借入額+諸経費になります。
次に下記の3つの費用を決めていきます。
- 頭金は、いくら用意できるのか?
- 住宅ローン(借入額)は、いくら借りるのか?
- 諸費用はいくらになるか?
この3つの合計で、買える家は、決ってきます。
問題は、「借入額」なんです。
安全に無理なく返済にするためには、
「借りれる金額」ではなく、「返せる金額」を元に出すことが大切。
そうして出した頭金と借入額の合計に諸費用も加えた金額が
「買える家の総額」と考えましょう。
そうすることで、無理なく返済ができるようになります。
例えば、頭金+借入額=総額と考えて家を買ってしまって、諸費用に回すお金がない!
と慌てることのないようにしましょう。
しかし、「頭金」と「返せる金額」を決めても、「諸費用」がいくらになるかわからなければ、
総額がわからないのでは?と思われるかもしれませんが、あくまで目安なのですが、
頭金+借入額の合計により諸経費を決めていきます。(諸費用の目安は下記で説明します)
そのため、「借りれる金額」ではなく、「返せる金額」を元に出すことが大切なんです。
購入予算の決め方
次の、3つのポイントで解説しています。
- 借入額は、返せる金額を元に出す。
- 頭金と諸費用の目安
- 今の家賃と同じなら安心?
1 借入額は、返せる金額を元に出す。
「返せる金額」は、どうやって決めればいいのでしょう?
月々の支払が、無理なく返済できる金額の一般的な目安は「年収負担率25%」と言われています。
「年収負担率」とは、年収に対する年間返済額の割合のことで、
年間返済額÷年収で計算することができます。
(例)年収400万円の毎月返済額は、8.3万円(ボーナスなしの場合)
(8.3万円×12か月)÷400万円、年収負担率は、24.9%となります。
インターネットやアプリなどで、住宅ローンシュミレーションなどで
月々の返簡単に計算できますので、ぜひ、活用してみてください。
わかりやすかったので、参考にしてみて下さい。
出典 一般財団法人住宅金融普及協会ホームページ
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2 頭金と諸費用の目安
自己資金は、無理がない範囲で用意しましょう。
頭金は、購入価格の10%が目安です。多いほど借入金が少なくてよくなります。
諸費用の目安は、新築住宅で総額の5%、中古住宅で総額の8%程度でしょう。
諸経費は、自己資金から支払います。(頭金=自己資金ではありません)
家を買ったり、建てたりするときは、家や土地の価格以外にもいろいろ費用がかかります。
また、お子さんの教育費などで、これから先に必要になるお金の貯金が
できているのならいいですが、そうでなければ、教育費、老後の生活費
また、将来のリフォーム費用など、将来必要な資金の貯蓄についても
考えて、資金計画を立てておきましょう。
自己資金がなくても家は建てられるのでは?と思われると思いますが、
自己資金がなくても、住宅ローンと一緒に諸費用を借りることができる金融機関が増えていますので、
自己資金がなくても家を建てることは可能になります。
しかし、自己資金の比率で金利に差をつける銀行が増えていますから、
トータルでの支払いが多くなりますので、自己資金は、無理がない範囲で用意しましょう。
3 今の家賃と同じなら安心?
月々の住宅ローンの返済額を、今の家賃と同じ額なら安心
と思われている方が、多いと思います。
今と同じ家賃なら安心というわけではないのです。
家を持つと、さまざまなランニングコストがかかり
家賃と同額のローン返済では、負担が増えます
固定資産税や、都市計画税などがかかるためです。
それをふまえて、返済額を決めていきましょう。
また、入居後にかかるお金のことでは、
家を取得するためのお金がかかるだけではなく、家を取得した後にかかるお金のことを
考えたうえで、資金計画を立てることが大事なんです。
賃貸住まいなら、建物や土地にかかる税金やメンテナンス費用は
貸主が負担していますが、「マイホーム」となればすべての負担は、自分自身です。
定期的にかかるランニングコストや不意の出費なども把握しておきましょう。
忘れがちなのは、光熱費の増額、また、今と比べて、家の規模が大きくなれば
その分、光熱費がかさむ可能性も、毎年かかる固定資産税は
軽減措置の期間が終わると税額が増えます。
入居後の家のコストが家計を圧迫しないよう
住宅ローンは、余裕を持たせて借りるようにしたいですね。
まとめ
- 家の総予算は、頭金+借入額+諸費用の合計
- 借入額の目安は、年収負担率25%以内で毎月無理なく返済できる金額
- 頭金の目安は、購入価格の10%
- 諸費用は、新築住宅で5% 中古住宅で8%程度必要
- 税金やメンテナンス費用がかかる事を考えて、返済額の検討する。
これら全てを含めて、考えていくと、買える家の予算が決まってくると思います。
借りられる金額だと将来的に返済がしんどくなる事があります。
やはり、返せる金額を元に返済額を決めていくことが大切です。
金融機関や住宅会社などで、住宅ローン相談会などを行っていますので、
利用されてみるのもいいと思います。