中古住宅の購入の流れがわからないとお悩みではないですか?
中古住宅の購入を考えられている方は、選択肢はいくつかあると思います。
注文住宅、建売住宅、マンションなど・・
その中で、中古住宅を選ぶ理由は、様々ですが、
購入の流れや中古住宅の注意点
また、中古住宅の選び方も解説していこうと思います。
今回は、住宅ローンを利用して中古住宅を購入しようと
思われている方で失敗したくない方向けの記事です。
この記事の目次
失敗しない中古住宅の購入の流れと注意点
中古住宅を購入する場合、どういった流れで、購入していくのでしょう。
基本的には、土地の購入と流れは一緒です。
まずは、住宅ローンを利用して中古住宅の購入の流れと注意点を解説していきます。
中古住宅の購入の流れは?
自分たちで、ネットや広告などで探す。
または、不動産会社に探してもらう。
- 気になる中古物件を見つける
- 現地を確認する
- 売主または、不動産会社への購入の申し込みをする
- 住宅ローン事前審査
- 売買契約をする(重要事項説明)
- 住宅ローン本審査
- 決済、引き渡し入居
1~7の順番で進めていきます。(リフォーム工事を行う場合は、引き渡し後リフォーム開始)
リフォーム・リノベーションを行う方は、
住宅会社と相談しながら、中古住宅を探すことをオススメします。
住宅ローン事前審査
中古住宅の契約までの間に、金融機関を何社かに決めて、
住宅ローンの事前審査を行う様にしましょう。
(リフォームする場合は、住宅会社も何社かに絞っておく。)
※事前審査とは、金融機関がいくらお金を貸してくれるか確かめることです。
事前審査を行うことで、契約後、スムーズに進めることができます。
(事前審査は、不動産会社や住宅会社が代理で手続きを行うことが多いです。)
中古住宅の契約後にローンの審査(本審査)を行うので、
リフォーム・リノベーションを行う場合は、契約をスムーズに行うためにも、
早い段階で、住宅会社を選んでいた方が良いでしょう。
(概算見積もりや図面などが必要になるため)
本審査では、事前審査と条件が変わると、
再審査になることもありますので注意が必要です。
また、ネット銀行などで、住宅ローンを利用の場合は、
オンラインで手続きを行いますので、
上記の内容とは違うかもしれませんので、ご確認ください。
売買契約をする
契約時には、手付金として中古住宅の価格の約10%~20%を現金で支払います。(目安です)
また、不動産会社への仲介手数料が必要な場合は、
仲介手数料の半額(または、決済時に全額)を支払うことになります。
(仲介手数料は、中古住宅価格の3%+6万円+消費税です。)
また、契約日までに決済日(中古住宅引き渡し日)を決めて、
住宅ローンの事前審査など、手続きを進めていきます。
契約時の注意点(重要事項説明)
契約では、宅地建物取引士による重要事項説明があります。
不動産の専門的な言葉が並ぶので、理解することが難しいと思いますので、
わからないことや気になることがあれば遠慮なく聞いて、説明を受けましょう。
また、契約解除の条件や、住宅ローン審査が通らなかった場合の事など、
細かなところまで理解しておく必要があります。
説明を受けた後、売買契約書に署名捺印をして、手付金などを支払います。
内容に納得してから契約書に署名捺印をするようにしましょう。
住宅ローン審査(本審査)
土地の売買契約をしたら、次は、住宅ローン審査(本審査)になります。
本審査では、住宅ローンを利用する金融機関で行います。金融機関により違いますが、
身分証明書(運転免許所や保険証など)
源泉徴収票や所得証明書
実印
印鑑証明書
などが必要になります。
事前に何がいるかなど金融機関に確認しておきましょう。
(不動産業者や住宅会社が確認してくれると思います。)
本審査が終わると、決済、引き渡しになります。
リフォーム・リノベーションを行われる方は、引き渡し後、工事を開始します。
中古住宅選び方(現地を確認する時)
実際に中古住宅を見るときに、何を注意して見れば良いのでしょうか?
まずは、立地。
こればかりは、後からどうすることもできませんので、慎重に見ておきたいポイントです。
最寄りの駅までの距離や通勤距離、お子さんの通学距離、
スーパーまでの距離など実際に生活するうえで必要な場所までの
距離や利便性を考えておいた方が良いでしょう。
また、いつもの生活をした場合の時間帯に渋滞はどうなのか?交通量はどうなのか?
一方通行はないのか?通学路はどこなのか?など、
より具体的に検証した方が良いでしょう。
現地にて、周囲の環境や音の状況など時間帯によっては、
違うかもしれませんので、
確認するためにも時間帯を変えていってみるのもいいと思います。
また、隣地境界はどこなのか?駐車スペースはどうなのか?
近隣の人はどんな人なのか?同世代が多いのか?
なども確認しておきましょう。
敷地の大きさ、家の大きさなども確認しておきましょう。
家の大きさは、後から増築できるかもしれませんが、敷地が狭いと増築もできません
敷地が狭くても、家の大きさが自分たちにとって十分なら問題はないでしょう。
建物の関しては、信頼できる専門家に任せる。
そうすることで、的確なアドバイスをもらえると思います。
既存住宅状況調査(インスペクション)や耐震診断をしてもらい現状を把握しておきましょう。
自分達だけで考えていると、判断基準が築年数や見た目が新しいか古いかなどでしか判断できませんので、信頼できる専門家に任せた方が良いでしょう。
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